モンキー・ゴリラ整備日誌

「五十にして天命を知る」
モンキー・ゴリラを弄って楽しんでいます
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ウッドラフキー破損   ■備忘録、技術系、製品レビュー・失敗等
2011年10月23日 16:44 (SUN)


ゴリラエンジンはまあまあ順調なのですが、ノーマルマフラーなのに音が大きかったり、エンジン本体から異音(ニュートラルでクラッチを握ると消える)がしたりするので、予備のエンジンと入れ替えてみる事に。

左が今まで付いていたエンジン。
(ダックス70ヘッド・武川SSカム・88ピストン・ギア比変更4枚クラッチ)
右がキタコ75ccピストン、他は全てノーマルのエンジン。

  

  

この二つを入れ替えて、音やフィーリングを比較してみます。

乗せ変えはすんなり終わり、エンジンも直ぐに掛かりました。
で、近所を走ろうと思い、ヘルメットを用意する為に一旦エンジンを切ったまでは良かったのですが、今度は再始動しません。
プラグが被ったかな? と思い、取り替えてもダメです。
「バンッ!」とバックファイヤーだけはするのですが掛かる気配はしません。

プラグから火は飛んでいます。
ガソリンも問題なし。
じゃ、何故掛からない???

プラグを取り替えたりキャブを取り替えたりしても掛からなくて、原因がつかめません。
ヘッドを開けようとしてサイドカバーを外し、ジェネレーターカバーを開けたところ、なんとカムギアのマークとフライホイールのTマークがとんでもなくずれているじゃありませんか。
しかも、フライホイールを固定している筈のナットが手で回ります。
ガーン、フライホイールの締め付け忘れでした。
しかもウッドラフキーが真っ二つに切り裂かれています。
 ↓ (クランクに付いているキーは新しく取り付けたもの)

  

原因が判ったところで、予備のクランクからウッドラフキーを拝借し、フライホイールを付け直して再始動。
今度は一発で掛かりました。

しかし、近所を数キロ走った所でオーバーヒート状態。

原因は判っているので慌てません(笑)
これです

結局、今日はフライホイールの固定忘れというつまらないミスに振り回された感じになりました(汗)
しかし、プライマリードリブンギアのギア比変更による走りの違いなど得るものはあったので好しとしますか……


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パンク?  ■ゴリラ / 改造・メンテナンス編
2011年10月16日 22:39 (SUN)


朝、プチツーリングに出かけようと思ってエンジンを掛け、少し走り出した所でリアタイヤの空気が抜けているのに気づきました。
ぺちゃんこならばエンジンを掛ける前に気づく筈ですが、そこまでではなく、乗ったらタイヤが凹む程度に抜けています。

そういえば、先週も同じ症状だったので空気を入れた覚えがあります。
ということは、パンク?

かなり小さな穴なのでパンク箇所を発見できるか判りませんが、一応点検してみることに。

またまたメンテナンススタンドの出番です。

  

  

純正の合わせホイールなのでタイヤを取り出すにはスプロケとハブも外さなければなりません。

  

ハブは1年前に少し磨いたんですが、メッキゴリラらしくないですね。その内にバフ掛けでもしましょうか。
まあ冬の室内作業ですね(笑

  

チューブを取り出して水の中に入れてみましたが、空気の漏れている箇所が判りません???
バルブから泡が一粒、二粒、と出てくる程度です。
自転車のチューブは虫バルブって言いますが、バイクはなんて言うんだろう?
そもそも自転車のように虫が取り出せない構造になっているようですね。

  

これって分解できない構造なのだろうか?

という訳で、何もしないでそのままタイヤを組み付けました。
又一週間様子を見ることにしましょう。

しかしこのタイヤ、そろそろ交換時期なんだよな~
20年前に変えたっけか? たぶん変えてないな……

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モンキー、オイルフィルター点検  ■モンキー / 12vEへ&改造・メンテ編
2011年10月15日 16:46 (SAT)


雨降りでバイクに乗れないので、朝から室内作業です。
ってか、作業はいつも玄関なので室内ですが・・・・・・。

フィルターの「手すき和紙」状態を2回も経験してしまったので、

(1回目)

(2回目)

前回クランクケースを開けてからフィルターの点検をしてないモンキーが心配になりました。
途中に1回のオイル交換を挟んで900キロほど走っています。

ゴリラの場合が、約600キロ走って異常加熱症状が出たので、900キロも走っていればもう大丈夫かとは思いますが、一応フィルターの点検をしてみまることにします。

前回、力技で無理矢理エンジンをフレームに収めたので、その点検も兼ねています。
実はエンジンをフレームから降ろした時に斜めにひねってしまって、積む時にきつかったのです。
(エンジンマウント部が多少歪んでいるかも)

エンジンを下ろす方法は、二人で作業したりジャッキを使ったりと、いろいろあるようですが、私の場合はいつも一人だし、車用の車載ジャッキも安定性に欠けるので、以下のようにしています。

まず、下準備として、エンジンに繋がっている部品を全部外しておきます。
マフラー、キャブレター、クラッチワイヤー。
よく忘れるのが配線です。(12vの場合はサイドスタンドセンサーも忘れないように)

  
  
下準備が終わったら、メンテナンススタンドを使用してバイクを真っ直ぐに立てます。
スタンドが無い場合は、上からロープで吊ったりする人もいるそうですが、各自工夫してください。
次に、雑誌を3冊か4冊一緒にガムテープで止めたものを3個ほど作っておきます。
これをエンジンの下に置き、ちょうど隙間が無くなるくらいにします。
最後は雑誌を一冊づつで調整すると良いでしょう。

  

エンジンを止めるボルトは2ヶ所あるので、後ろのボルトから外します。

  

エンジンの下に雑誌が隙間無く入っていればすんなりボルトを引き抜く事が出来ると思います。


オイル交換したばかりでオイルが入っていますが、クラッチカバーだけ開けるのならばエンジンを斜めにしたままで開けられます。
さて、肝心のエンジンの中(フィルター)はどうかな?

  

  

ガビ~ン
またまた「手すき和紙」状態になっています(>_<)
 ↓ 表

  

 ↓ 裏

  

少しめくると↓

  

パーツクリーナーで清掃して直ぐにクラッチカバーを戻しました。
ぐずぐずしていると又ゴミやほこりが入ってしまうからね(笑)

新しいパッキンも用意してあったのですが、特に損傷もないし、試しに再利用してみます。
カバーに貼り付いているのでそのままかぶせました。

  

まとめ
このエンジンを組んだ時は「手すき和紙」状態のフィルターを見た直後だったので、ゴミや埃が入らないようにかなり慎重に作業したつもりだったのですが、結局この状態でした。
全バラしてエンジンを組みなおした後はフィルターの点検をした方が良さそうですね。
ついでに、クラッチアウターカバーのビスも点検も忘れないように。
本文中には書きませんでしたが少しだけ締めこんでおきました、
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DAX70ヘッド(その後2)  ■ゴリラ / 改造・メンテナンス編
2011年10月10日 16:48 (MON)


高圧縮による異常加熱(オーバーヒート)かと思ったのですが、
予想が外れてしまいました。

原因が判らないまま、仕方ないので調子が良かった頃の75ccに戻してみることに。

でも症状は変わりません。坂道でぶん回すとすぐにオーバーヒート症状に。

そういえば、
DAX70ヘッド+88ccに替えてから暫くは普通に走っていたんだよな・・・
それが、元の75cc+ノーマルヘッドに戻しても直ぐに異常加熱というのも変かな、と・・・・・・

となると、腰下のオイルライン辺りが怪しいです。
3ヶ月前にオーバーホールしたばかりなのに又エンジンを下ろすのも億劫だな~~~

フレームに乗せたままとりあえずクラッチ側だけ開けようかなと思ったのですが、やはり下ろしてよかったです。
クラッチ側を開けたら ↓ こんな状況でした。

  

クラッチアウターカバーのビスが全て緩んでいます。
しかも、1本は行方不明(苦笑)
前回開けた時は、確かちゃんとネジを締めたはずなんだけど、締め付け不足だったのかもしれません。

そういえば、信号待ちしている時にグァラグァラと大きな異音がしたことがあることを思い出しました。
直ぐに正常に戻ったのでそのままにしておいたのですが、その時にビスが外れたのだと・・・・・・

こんな破片もありました。
行方不明のネジはカバーの隅に。
 ↓

  

何の部品だろうと探したら・・・・・・ありました。
なんとクラッチカバーの補強リブ部分が削れています。
 ↓

  

フィルターもすごいことになっています。

  

金属のゴミは仕方ないとして、繊維カスがこびり付いているのが気になります。
これで目詰まりしてオイルが廻らなくてオーバーヒートしたようです。
去年、モンキー12vエンジンをバラした時に、安い軍手を使って作業していたら同じようなゴミ詰まりを起こしたので、それ以来は気をつけていたのですが・・・

前回の記事

予備のガスケットがあったのでエンジンは直ぐに組む事が出来ました。
DAX70ヘッドに88ccシリンダーの組み合わせです。

で、試運転の結果 
ちゃんと走りました。

  

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DAX70ヘッド(その後1)  ■ゴリラ / 改造・メンテナンス編
2011年10月09日 16:51 (SUN)


DAX70ヘッド(3)

上記の記事でエンジンストールが起こると書きました。
再現出来たり出来なかったり……

ところが、5分か10分坂道を全開近くで走ったらすんなり再現できました。(浄水場の坂&環2)
で、エンジンの様子を見ると、ブリザーパイプから蒸気のような白煙が出ているじゃありませんか。
オイルが沸騰、つまりオーバーヒートかと。

さて、ここで冷静になって原因を推理してみましょう。
 
やっぱり6vエンジンで88ccは無理なのか?
75ccでは何ともなくて88ccでこんなに簡単にオーバーヒートするものなのか?
真夏の気候ではなく、上着を着ても寒い日です。
じゃ、何が違う?
オイル――OK
プラグ――OK
キャブ――たぶんOK

圧縮比率? 
そういえばシリンダーヘッドガスケットがメタルで、暑さ0.2mmしかない。
その為に異常に高圧縮???

カムチェーンとカムギアがすんなりはまった事もこれで納得がいきます。

じゃ、普通のペーパーガスケットに変更したら?
ということで、52mmの腰上ガスケットセットを購入。
75ccに戻す事も考え、念の為に47mmも購入。

  

88ccに付いてきたメタルガスケットとはこんなに厚さが違います。

  

12vモンキー純正のメタル合わせガスケットと比べてもこんなに違います。

  

そういえば、虎の巻にもありました。
旧シリンダーは高さ62.6mmでペーパーガスケット。
新シリンダーは高さ63.4mmでメタルガスケット。
NHRC社のシリンダーは高さが63.0mmでした。
ちょうど中間ですね。

  

ついでに液体ガスケットも購入。
パッキンの固定に便利なんです。
ただ、これって一度封を開けると長持ちしないから困るんです。
こんなに使わないし。

  

材料が揃ったところでパッキンの入れ替えです。
シリンダー下部のガスケットは今までのガスケットの方が厚みがあります。
これも今回買った物と入れ替えると、ヘッドのガスケットも含めたトータルの厚さでは変わらない事になります。

さて、どうしましょ?
暫し考えた末、厚い方をチョイス。
と思ったけど、今度はカムチェーンとカムギアがきつくてはまりません。
以前、これで大失敗をしているので素直に薄いガスケットに交換。

再度、再現テストです

むむむ。
やっぱりダメですな~
一番最初のメタルガスケットよりも早くオーバーヒートしました(>_<)
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散歩&燃費4   ■戯言・折々の雑感
2011年10月08日 14:43 (SAT)


前回の給油 9月19日
 メーター読み =2305km

今回の給油 10月10日
  メーター読み =2447km

給油量=4.26L

(2447-2305)/4.26=33.33km/L

良くないですね(-_-;)
ヘッドを吸気バルブ25mm のに替えたからでしょうか?
でも、燃料を送るのはキャブだし、ヘッドは関係ないかと・・・・

まあ、こんなものなのでしょうかね。



最近ゴリラばっかりいじっているのでモンキーで散歩
普通に車の流れに乗って走れるんですよね・・・
小さいから車からバカにされがちな所がマイナスかな。

自分が車に乗るときも同じだけど、
小さいバイクだとそこそこのスピードなのに追い越したくなるんだよな・・・

  

  
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