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「五十にして天命を知る」 モンキー・ゴリラを弄って楽しんでいます
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DAX70ヘッド(その後1) ■ゴリラ / 改造・メンテナンス編 |
2011年10月09日 16:51 (SUN) |
DAX70ヘッド(3)
上記の記事でエンジンストールが起こると書きました。 再現出来たり出来なかったり……
ところが、5分か10分坂道を全開近くで走ったらすんなり再現できました。(浄水場の坂&環2) で、エンジンの様子を見ると、ブリザーパイプから蒸気のような白煙が出ているじゃありませんか。 オイルが沸騰、つまりオーバーヒートかと。
さて、ここで冷静になって原因を推理してみましょう。 やっぱり6vエンジンで88ccは無理なのか? 75ccでは何ともなくて88ccでこんなに簡単にオーバーヒートするものなのか? 真夏の気候ではなく、上着を着ても寒い日です。 じゃ、何が違う? オイル――OK プラグ――OK キャブ――たぶんOK
圧縮比率? そういえばシリンダーヘッドガスケットがメタルで、暑さ0.2mmしかない。 その為に異常に高圧縮???
カムチェーンとカムギアがすんなりはまった事もこれで納得がいきます。
じゃ、普通のペーパーガスケットに変更したら? ということで、52mmの腰上ガスケットセットを購入。 75ccに戻す事も考え、念の為に47mmも購入。
88ccに付いてきたメタルガスケットとはこんなに厚さが違います。
12vモンキー純正のメタル合わせガスケットと比べてもこんなに違います。
そういえば、虎の巻にもありました。 旧シリンダーは高さ62.6mmでペーパーガスケット。 新シリンダーは高さ63.4mmでメタルガスケット。 NHRC社のシリンダーは高さが63.0mmでした。 ちょうど中間ですね。
ついでに液体ガスケットも購入。 パッキンの固定に便利なんです。 ただ、これって一度封を開けると長持ちしないから困るんです。 こんなに使わないし。
材料が揃ったところでパッキンの入れ替えです。 シリンダー下部のガスケットは今までのガスケットの方が厚みがあります。 これも今回買った物と入れ替えると、ヘッドのガスケットも含めたトータルの厚さでは変わらない事になります。
さて、どうしましょ? 暫し考えた末、厚い方をチョイス。 と思ったけど、今度はカムチェーンとカムギアがきつくてはまりません。 以前、これで大失敗をしているので素直に薄いガスケットに交換。
再度、再現テストです
むむむ。 やっぱりダメですな~ 一番最初のメタルガスケットよりも早くオーバーヒートしました(>_<)
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