モンキー・ゴリラ整備日誌

「五十にして天命を知る」
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    2011年09月23日(2) 17:27 (FRI)


    バルブを新品に換えたらシートカットが必要という事で、またまた三留兄弟製作所へ持ち込み。

    バルブガイドにガタつきが無かったのでまだいけるだろうと思っていたら、親父さんに「INは良いけど、EXが駄目だね。ほらガタガタしているだろ」と言われて、バルブを半分入れた状態で触ってみると、その通りにガタガタしていました。
    さすがこの道50年だけはあります(商売なんだから当たり前か)。
    EX側のガイドも製作してもらうことにしました。

    で、出来上がったヘッドがこれ ↓ です。
    製作してもらったバルブガイドがピカピカ光っています。

      

     ↓ 組み付ける前にピストンの記念撮影です。
    左から、6vノーマル、キタコ75cc、NHRCハイコンプ、NHRC12v
    こうして比べてみると違いが良くわかりますね。
    キタコの75CCも6v用のキットなのでハイコンプになっています。
    今回のDAX70ヘッドと一緒に組み込むのは左から3番目のNHRCハイコンプです。

      

    ピストンピンってみんな同じ太さだったんですね。知りませんでした。

    組み付けは特記することも無くすんなり。

    ただ、いつも手こずるのはノーマルマフラーの取り付けです。
    マフラー本体は6v用、ステーは12v用なのでかは判りませんが、穴の位置が若干ずれているのが原因です。
    前回マフラーを外した時にヤスリで削って穴を広げたのですが、今回もう少し広げました。

      

      

    心配だったバルブ同士の接触やピストンとの干渉も無く快調に始動。
    まあ、ヘッドはDAX70の純正だし、カムもタケガワだからDAXヘッドに取り付けることを前提に作ってあるし、シリンダーやピストンは「キタコと同等」と販売者が言っているので、問題ないとは思っていました。

    排気量がアップした為かヘッドを交換した為か、前より確実に加速もトップスピードも早くなりました。
    88のモンキーに勝るとも劣りません。
    この感じだと益々ゴリラの方に乗る機会が増えるかもしれません。

    しかし、ここで問題が
    調子に乗って試運転していると、上り坂(かなり急)で急にエンジン停止
    ガス欠のように前兆があるわけでもなく、何かの部品が外れたか飛び散ったかのようなショックもなく、急にスッスッスという感じで、一瞬、参ったな~、と家まで押しながら帰る映像が頭を過りました(笑)

    トップギアに入ったままだったのでクラッチを握って歩道に移動し、エンジンを目視で点検。
    煙も出ていないし、オイルも漏れていません????
    恐る恐るキックすると、意外にもすんなり始動するじゃありませんか。
    とにかく、坂の上まで行けば、押して家に帰るにしても楽なので、そのまま走行。

    100メートルほど走った所でまたまた同じ症状でエンジンストップ。
    (まだ坂道です)
    しかし、目視ではエンジンに異常らしきものは確認出来ません。
    どうも電気関係かプラグあたりが怪しいな、ということでプラグキャップを抜いてみる事に。

    エンジンの熱でプラグコードが柔らかくなっているせいもありそうですが、プラグキャップが直ぐに抜けてしまいました。
    この部分は、ただコードがキャップに刺さっているだけなので、古くなって劣化すると外れ易くなるのかもしれません。
    どうもこの辺が怪しそうですね。しばらく様子を見ることにしましょう。

      

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