■
6vエンジンOH&プラスα ■ゴリラ / 改造・メンテナンス編 |
2011年07月03日 17:38 (SUN) |
このエンジン(6V)、今までは腰上だけしか弄っていませんでした。
75CCボアアップ PC20(もどき)キャブ タケガワスーパーストリートハイカム
75CCピストン、キャブ交換あたりまではそれなりに満足していました。 今考えると、ノーマルゴリラがあまりにも遅かったせいだと思います。 しかし、モンキーの88CCの走りに慣れた身となっては、 そのゴリラでも 遅い です。
モンキーで劇的に変化のあったハイカムでも6Vゴリラでは殆ど変化なし・・・
最後の手段としてはクラッチ変更による減速比の変更でしょうか。
モンキー(12V)の時はボアアップと同時にクラッチも変更しているので、減速比だけの効果は比較していません。 いい機会なので全バラしてのオーバーホールがてら、クラッチを変えてみることにします。
で、手に入れたのが、 プライマリードリブンギアが ノーマル16T/69Tの減速比4,312に対し→18T/67Tの3,722に変更になるタイプです。 ダックス70の2枚クラッチと同じギア比です。 しかしこちらは3枚クラッチ。
高速仕様なのでノーマルの50CCだとキツイかもしれませんが、75なら何とかなると思います。
クランクケースを割るついでにオイルポンプも強化品に変更です。 去年の記録的な夏の暑さで熱ダレ気味だったので・・・
バラしている時の写真はありませんが、今までに1度も開けた事の無いエンジンは各部のネジが固着していました。 ジェネベースの固定ネジ。 クラッチアウターカバーネジ。 全部なめてしまいました(>_<) この1年で5台目ですが、このエンジンが一番固かったような・・・・
さて、丸一日掛かりでオーバーホールの完成です と思ったら、最後に仕上げで各部を調整しているときに、スイングアームにリアショックを固定する所のボルトのネジをなめてしまいました(>_<) 晩酌後の酔っている状態の時はあまり弄らないほうがいいですね(笑)
スイングアームのネジなめは最初の一山だったので袋ナットではなく普通のボルトで何とか応急処置。
ネジなめのショックから一夜明けて試運転です。
オーバーホールの所為かクラッチのギア比の所為か、 全く別物 のエンジンになりました。
今まで1速2速では最後まで廻りきらない感じがあったのが、嘘のように廻ります。 60キロのメーターを振り切るまでの時間も今までよりも断然に短いです。 一番の違いがやはり坂道でしょうか。 昨日まで3速に落とし、最後は2速でえっちらおっちら登っていた坂を4速キープのまま登れます。
それにしても、 モンキー、ゴリラのエンジンというのは 単にボアアップだけではダメで、 大口径キャブだけでもダメで、 ましてやハイカムだけではもっとダメで、 全てをトータルで見直して性能アップするものだと実感した次第です。
|
[前の画面に戻る]
この記事のURL|
コメント (0)|
トラックバック (0)|
|
|
|
|
|