モンキー・ゴリラ整備日誌

「五十にして天命を知る」
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    純正マフラーの取り付け方  ■備忘録、技術系、製品レビュー・失敗等 / メンテナンス
    0101-2016


    モンキー&ゴリラを改造(ボアアップ等)している方で純正マフラーを使っている方は少数派だと思いますが、私のように社外品の音や性能が気に入らずに(特に音が大きい)そのまま装着している人も多いかと思います。

    社外品で静かで抜けの良いマフラーがあったら教えてほしいです。
    10代20代ならともかく、還暦近いおっさんがいかにも改造しましたっていうバイクに乗るのもね~

    そんな訳で、
    私の場合はいろいろ確かめて6vマフラーが音を含めた総合得点では最強だと確信しています。

    (以前の記事参照)

    そうは言っても、純正マフラーは取り付けにくいと感じている方も多いのではないでしょうか。

    エンジンの排気口部分に取り付けるカラーも厄介ですし、何よりも一番厄介なのはマフラー本体の中央、エンジン側に突き出たボルトじゃないでしょうか。

        ↓ 赤丸部分の裏側にあるやつ

      

        ↓ 裏から見た画像

      


    某ブログなどではどうしても取りつかないのでサンダーで切り飛ばしたなんて記事がありました。
    フレームのエンジンマウント部分かマフラー本体の製造誤差だとか何だとか屁理屈をつけて(笑)

    確かにマフラーは排気口部分と本体を上から吊り下げる形状のハンガーステーの2ヶ所でボルト止めしてあり、この出っ張りのボルトが無くても機能上は問題が無いので切り飛ばしたくなるもの無理はないんですがね。

    でもこれはホンダが設計し、おそらく正当な存在理由が有る筈なのだからちゃんと取り付けてあげたいものです。

    前置きが長くなりました。

    ここからが私の取り付け方の解説です。

    まず最初にエンジンの排気口にマフラーの先を突っ込むと同時にカラーも入れます。
    マフラーの後ろの部分は膝で押えるか、助手がいれば持っていてもらいましょう。
    そして6mmナットで仮止めします。
    仮止めですからワッシャー無しで2,3回まわすだけにしておきます。

      

    この時点で裏側から見ると、マフラーから出ているボルトがフレームの穴に入っていません。
    わずか数ミリですから製造誤差かと思うのは致し方ないのですが、決してそうではありません。(たぶん…笑)もしかしてすんなり入っている方もあるかと思いますが、その方はラッキーと思ってください。
    良い方向に製造誤差があったのかもしれません。

    で、どうするかというと、下の写真のようにブラケットのボルト穴に出来るだけ太いプラスドライバーを入れ、先端をフレーム側の穴にも通してテコの原理でチョットだけドライバーを後ろに引いてやるとスルリ(又はカチッ、かな?)とはまるかと。

         

    このとき、細いドライバーだとフレーム側のネジ穴をつぶしてしまう恐れがあるので出来るだけ太いドライバーが良いでしょう。

    又、あまりにもキツイ場合はそれこそ製造誤差かもしれないので無理は禁物です。

    あとはハンガーステーのボルトと、先ほど仮止めしておいた排気口のナットを締め付ければ完成です。

    これはあくまでも私個人のやり方です。
    なので、「それは邪道だ!」などという突っ込みは受け付けません(笑)

    また、文中で説明しているように、ハンガーステーを吊り下げるフレーム本体のネジ穴をつぶしてしまう恐れもあるので、自己責任ということでお願いします


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