モンキー・ゴリラ整備日誌

「五十にして天命を知る」
モンキー・ゴリラを弄って楽しんでいます
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    枕詞(前置き)   ■Z50Z
    2011年02月01日 19:33 (TUE)


    初代モンキーZ50Mの前身であるZ100やCZ100が遊園地のアトラクション用として開発されたのはあまりにも有名な事実です。


    (ホンダのHP)
    http://www.honda.co.jp/motorcycle-graffiti/monkey/index.html


    しかし、スーパーカブC100という既に実用化されていたエンジンを遊園地に持ち込むとは、今の時代なら考えられないことですね。
    恐らく現在ならば、転んで怪我をした利用者から訴えられるのが関の山でしょう。
    モンスターペアレンツとか、自己責任を知らない人達が最近は多いですからね。

    その後、8インチのホイールとなったZ50A。
    更にフロントフォーク部を車体と分離できる機能をもったZ50Zへとモンキーは進化を続けました。

    このモンキーはそのZ50Zです。
    1970年製造販売です。
    ハンドルと一緒にフロントフォーク部を分離できるので、車載性能が大幅にUPしています。

    そもそもこのモンキーは、19**年に私の手元に来たときは確かイエローだったと記憶しています。
    (当時の写真は1枚もありません ^_^.)

    既にレストアされていて一見綺麗に見えたのですが、素人塗装だった為、フレームをはじめ殆どのパーツを新品に入れ替えました。
    今よりもパーツの値段が安かったとはいえ相当な金額になった筈ですが、それもあまり覚えていません。


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    タイヤ  ■モンキー / 12vEへ&改造・メンテ編
    2011年02月11日 21:59 (FRI)



    今までのタイヤはベース車両に付いてきたタイヤでTT100です。
    山はまだあるのですが、硬くなってサイドにはひび割れも多数あります。

    2184と刻印があって、間違いなければ恐らく1984年の21週、つまり6月頃の製造なのかな? と。

    TT100は確か20数年前に購入した4Lモンキーにも使われていたタイヤです。

    偶然に同じタイヤを使っていたのか? と調べてみたら、
    モンキーのノーマルホイールに使えるタイヤ(というか、ノーマルのタイヤサイズ)は3.50-8です。
    そのサイズはすごく限られていて、ホンダ指定のブロックタイヤを除くと、日本の有名メーカーで各社1種類ずつ、つまり3~4種類ほどしかないのです。

    モンキー、ゴリラのブロックタイヤは、ノーマルでトコトコ走るだけならなんら問題はありません。
    スクーターと違ってオフロードっぽい感じも雰囲気にはマッチしています。

    しかし、少しスピードを出してのコーナリングなどは乗りにくい事この上ない感じです。
    で、タイヤ交換となると選択肢が限られるので、バイク屋さんで購入しやすい(定番商品)TT100となるのでしょう。


    ざっと調べたタイヤというのは、
    先ほどの、ダンロップ : TT100 & ちょっと高級な TT100GP

    ブリヂストン SAFETY : SPEED SP & ちょっと高級な BATTLAX BT390

    IRC : SP

    ミシュラン : S83

    で、私が選択したのは、IRC(井上タイヤ)のSPです。
    なんと言っても値段が一番安い! 
    やれグリップ力がどうの制動力がこうだのとうんちくを並べても、所詮原付バイクです。
    峠道を攻めたりサーキット走行するわけでもないので、タイヤそのものの性能云々は関係ないと思っています。

    そんな訳で届いたのがこれ。

      

    ついでにチューブもIRCでそろえました。

      

    早速履き替えましたが、タイヤ交換って面倒だな(>_<)
    メンテナンススタンドを持ってないので外すだけでも一苦労なのに、ホイールから外すのにも又一苦労。
    前後それぞれ一時間ほども掛かってしまいました。

    まだ少しだけしか走っていませんが、コーナリング、ブレーキング、共に今までよりも数段に良くなりました。
    硬くなってひび割れしているタイヤとの比較ですからなんともいえませんが、とにかく新品のタイヤは最廉価版とはいえ朽ち果てる寸前のタイヤよりは数段上の乗り心地です。

      
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    銀色シート  ■ゴリラ / 改造・メンテナンス編
    2011年02月13日 11:24 (SUN)


          (HONDA Gorilla スプリングコレクション)

    モンキー・ゴリラのノーマルシートは黒ですが、年代によっては限定車という事で、いろいろなカラーがあります。

    『東京リミテッド』のメッキゴリラは銀色のシートでした。


    その後に発売された『ただのメッキゴリラ』は茶色になっています。

    私の20年ぶりに復活したゴリラも本来はシルバーシート(変な言い方です 笑)ですが、
    ノーマルパーツは既に無く、仕方なく中華格安ブラウンシートを着けていました。

    で、見つけたのが1999年に発売された限定車
       『HONDA Gorilla スプリングコレクション』です。

    あちこちにメッキパーツが多用されていますが、よく見るとフロント廻り、ヘッドライトの付き方が違います。

    恐らくモンキーの設計図面をそのまま使ったのではないだろうか、と。
    つまり、タンクを9Lの大容量にし、シート、ハンドル、リアキャリアだけの変更のように見えます。


    そんな細かな事はどうでも良いのですが、まあこのシートが30年前の『東京リミテッド』と一番似ているシートのようです。

    自宅に届いて早速取り付け。

      
      

    どちらが格好良いのかは・・・
        まあ、好き嫌いの問題ですかね。


     


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    分解掃除   ■Z50Z
    2011年02月20日 18:18 (SUN)


     

    写真では判りませんが、かなり汚いです(苦笑)

    **年前にエンジンまでバラし、新品パーツもふんだんに使ってフルレストアした車両ですが、屋内保管していても錆びが進行したりするものですね。

    時々気がついたときには軽く磨いていたのですが、やっぱり、『軽く』ではダメなようです。

    一念発起し、分解掃除する事にしました。


    手の届かない所には埃が雪のように積もっています(苦笑)
    しかも、ただの埃ではありません。
    部品に付いていた油分と反応して粘着性のある埃になっています。

     

    少し指で擦った痕が残っていますが、かなり頑固な汚れです。


    全部バラしてみると、意外と部品点数が少ないものですね。

     

    このモンキーのフレームは新品に買い換えています。
    刻印もホンダの正規販売店で入れてもらいました。
    最後にHとつくのが再発行フレームの証です。
    古いフレームには××××××と元の番号を消すように×印を刻印されたのでこの世に同じ番号のフレームは存在しない筈ですが、
    たぶん運輸省かホンダの決まりなのでしょう。

     
          刻印がかなり錆びています

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