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「五十にして天命を知る」 モンキー・ゴリラを弄って楽しんでいます
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CD90(1)分解編 ■モンキー / CD90エンジン編 |
2012年12月23日 17:56 (SUN) |
モンキー、ゴリラエンジンに限界を感じたと言うか……
ゴリラ63mmシリンダーに49.5mmストロークのクランクを組み込んで105ccにしている訳ですが、 カムシャフトとの相性が悪いのか、少し振動が大きい気がするんですよね。 この辺は現在カムを変えて検証中なのでもう少しで結果が判るのですが。 でも何故90ccで普通に使われている69mmシリンダーじゃなくて63mmシリンダーにこだわっているのかというと、マフラーの問題があるからです。 社外の派手な形状と爆音を市中に撒き散らす訳にはいきませんからね(笑)
ただ、ショートコンロッド、ロングストロークと言う事は横ブレが大きいと言う事で、当然振動も大きくなり、結果としてクランクケースに過度な負担を与えているのではないかと。 何しろノーマル50ccの倍以上の排気量なのですからね。
でも、一度経験してしまった100ccの世界から元に戻るのは出来ない訳で、 まあいろいろ言い訳をしていますが、 酔った勢いでこんなのをオークションで落札しちゃいました。
そう、CD90エンジンです。 ビジネスバイクなのでバイク全体の形状は好みでは無いのですが、エンジンは横型最強との評判なので。 ヘッド周りに染みが目立ちますが、どうせ取り替えるのだし、ケースがそれなりならば良いかなと♪
Rカバーのチエーンケース部分の汚れが酷いです。 これは何を意味するかと言うと、何年も乗ったバイクからエンジンを下ろしてそのまま販売していると言う事で、つまり、手を加えられていないエンジンなのではないかと。
早速ヘッドを外してみます。 以外にも簡単にパカッと外れました。 ↓
処女じゃなかったのかな? パッキンも緑色でなんだか真新しいし。
カムを見ても初めて見るエンジンなのでノーマルかどうかは判りません。でも、50ccとは明らかに違います。これをモンキーノーマルヘッドに付ければ間違いなくハイカムになるでしょう。
心配していたスタッドも意外とアッサリ外す事が出来ました。
益々処女を疑ってしまいます。 でも、以前バラしたモンキーの12vエンジンの画像を見直したらやはり緑でした。 今まで6vエンジンをバラす機会が多かったのでノーマルエンジンのパッキンは黒だと思い込んでいましたが、勘違いだったようです。 つまり、この頃から石綿の入った黒いパッキンは使われなくなっていたんですね。
さて、初めての2次側クラッチの分解ですが、ここで問題が。 なんと、クラッチセンターホルダーなる専用工具が必要なんですね。 ちゃんとサービスマニュアルにも書いてあります(>_<)
ロックナットを回そうにもシャフトが空回りして回せません。 ニュートラルから1速に入れても同じなんですね~ 困ったな~
仕方ないのでフロントスプロケットにホルダーを噛ませてみることに。 ミッションに負担が掛かりそうで躊躇したのですが、意外にもすんなり回ってくれました。
漸くクラッチが外れてここまで来ました。 ここまで来ればあとはモンキーと同じなので手順は判っています。
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