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「五十にして天命を知る」 モンキー・ゴリラを弄って楽しんでいます
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エンジンの手術1 ■モンキー / 12vEへ&改造・メンテ編 |
2011年04月16日 13:19 (SAT) |
さて、いよいよ12vエンジンの大手術です。
エンジンを下ろして、いつものように手術台に乗せます。
つい先日エンジンをフレームに乗せたばかりだと思ったら、 もう4月も中旬なので5ヶ月も経っていることになります。
しかし、ツーリングに行くわけでもないし、冬だったのでそれほど走行距離も伸びていません。 12vエンジンを積んでからエイプのメーターに変えるまで52km メーターを変えてから現在まで100kmチョットなので 200kmも走らない内にエンジンオイルを抜き、全バラする事になりました。
このエンジン、前にも書きましたが、ジェネカバーを止めるボルトがクランクケースを貫通して穴が開いています。 (前の持ち主がやった事です。キッパリ)
応急処置としてホーローセットをねじ込んでありまして、一応オイル漏れは止まっていますが気持ちのいいものではありません。
なので真っ先に変えるのが左側クランクケース。 エンジン番号が変りますが、気分一新って所です。
次に、6vエンジンの1速2速を組み込んで純正クロスにします。 今まで6vゴリラに乗っていた所為か、12vのモンキーの1速と2速の間の離れすぎがどうしても気になります。 1速で引っ張って2速に入れたときのショックというか振動にはどうしても慣れる事が出来ません。
ミッションを全て6v用に変えても良いのですが、せっかく両方あるので混ぜたものを使ってみることにします。
正確には ―6V用メインシャフト&カウンターシャフト― ―6V用1速/2速― ―12V用3速/4速― ―12V用シフトドラム の組み合わせになります。
用意した6vミッション&キックギア
そして、88ccピストン&シリンダー
それから、67Tドリブンギア付き4枚ディスク強化クラッチ
最後にタイカブ100EX用オイルポンプ
腰上までバラした所で一休みです。
その間に新しいクランクケースにキックギアを乗せてみました。 虫の知らせというヤツでしょうか、やっぱり上手い具合に すんなり納まりません。
ストッパー(正確にはスターターピニオン フリクションスプリング)が少し浮いちゃいます。
作業を中断し、いろいろ調べてみると、12vケースに6v用のAタイプキックギアをポン付け出来たのは12vの前期迄で、エンジンナンバーがAB27になってからケースの形状が変ったようです。 ホンダ特有の嫌がらせでしょうか(笑)
左がAB27ケース、右が6vケース ストッパーの入る溝部分の深さが違います。
昔はBタイプ用の24丁キックギアもあったそうですが、絶盤だそうです。
手持ちのパーツリストには12v初期が無いのでなんともいえませんが、ごく一時期だけに採用していたのでしょうか?
1速ギアを変える場合はキックギアも変えないといけないのは判っていました。 現行の12v用21TキックギアはいわゆるBタイプと呼ばれ、6v用の24TのAタイプの進化系になります。 ギアも厚いし丈夫そうなのですが、取り付けられなければ仕方ありません。
比べてみました。 上が6v、下がAB27です。
さて、どうしましょう。 二つのキックギアのうち、どうしても使わなければならないのはAタイプのギアとBタイプのストッパーです。 この二つを何とか合体させられないかと並べて眺めながらあれこれ考えました。 ストッパー(スターターピニオン フリクションスプリング)が溝に入っていれば良いので、強引に曲げるかケースを削れば何とかなりそうですが、それは最後の手段と言うことで、少し作業を中断しましょう。
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